+Ave Maria!
最近はインフルエンザや風邪が流行っていて、教会学校に来てくれる子供の数が少なくなっています。
毎年のことですが、そんな中でも、今学期最後の授業になりました。
いつものように教室に集まって・・・・
ある子が声をかけてくれました。
『ねえ、リーダー?今日も当たり前のようにロザリオするんでしょ?』
『そうだよ~、良い表現だね!当たり前のようにお祈りするんだよ(笑)』
小さな子供でもこんな言い方、すんるんだ!
どういう意味でそう言ったのか分かりませんでしたが、とても興味深かい言葉でした。
・・・・で、しばらくして、
『ではロザリオしますので、みなさん、自分のロザリオ出して下さ~い』
と呼びかけると、
先程の子供が、
『もう、出してま~す!』
おっ、祈る気、満々で良いぞ!
そして更に先唱もしてくれるということでした。
『リーダー、ロザリオのマリアさまのお祈りだけど、ぼく5番目がやりたい!』
『5番目?どうして5番目なの?』
中途半端な感じがして、そう尋ねると
『う~ん、真ん中あたりが一番良いから』
と何だか良く分からない答えでした(笑)。
とにかく、それでロザリオが始まりました。
今は四旬節なんで、苦しみの神秘を黙想します。
主の祈りから始まって、1番目、2番目と順番に天使祝詞を、子供が唱えていきます・・・
そして、先程の5番目になりました
・・・・・・
し~ん
・・・・・・
沈黙が続き、
みんな、誰の番?って感じでキョロキョロしてました。
先程の子の隣に座っている子が気がついて、その子に目を配り一言!
『おい!』
『ああ、ああ・・・アベマリア、恵みに満ちた方・・・・』
・・・・
だから何で5番目なんだよーって声が聞こえてきそうでしたが、気がついて唱えてくれました。
するとその次の6番目がまた
・・・・・し~ん
今度は誰?
・・・・・し~ん
『あっ!ぼくだった! アベマリア、恵みにみちた方・・・・』
そう先読みを始めた6番目の子は、
5番目の子に
『おい!』
と注意した子だったのでした。
こうして今日も、私たちの教会学校は、子供らしいロザリオをマリアさまにお捧げしたのでした。
来週は、子供たちのゆるしの秘跡です。
神に感謝!